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​明日への歩み

『 明日への歩み』のページは、朝市センター保育園が仙台市の認可保育園として生まれ変わるまでの道程を記しています。

記事は上から新しいものになります。全体の経緯については、3番目の記事「2017年4月 いよいよ認可保育園に移行、新生朝市センター保育園が誕生します!」に詳しいので、ご一読ください。

 

これまで、数々の課題が行く手を阻みましたが、そのたび多くの方々の温かいご支援・ご協力をいただき、今ここに子どもたちの大きな声が響き合っています。

 

あらためまして、ありがとうございます。

そして、これからも朝市センター保育園をどうぞよろしくお願いします。

た。

2017年12月10日

保育園誕生30周年を祝う会を開催しました

 2017年12月10日(日)、イベントホール松栄を会場に行われた30周年を祝う会。お世話になった関係者やお客様、OB・OG、懐かしいかつての職員の方々など、220名が参加しました。

 開幕は、在園児たちの元気な荒馬踊り、そして10年間の眠りを破るタイムカプセルオープン、3.11震災の時の「朝市センター保育園みんな無事です!」の段ボールプラカード登場、など、盛りだくさんのプログラムでした。

会食会の会場には、開園以来の伝統、「手作りお散歩リュック」が壁一面に飾られ、懐かしい思い出話に花が咲きました。大きく逞しく成長したOB・OGたちの学年ごとのスピーチも、胸が熱くなる思いで聞き入りました。

2017年4月16日

新園舎お披露目会

2017年4月16日、「新園舎お披露目会」が行われました。お世話になった工事関係者、朝市場関係者、保育団体関係者、市議会議員の方々、存続運動を支援してくださった方々など、60人がお集まりくださいました。

新年長さんたちが、大好きな「ソーラン節」の踊りでオープニングを飾ってくれました。

参加の皆様には、市場のおこわ屋さんから届けていただいた紅白の大福もちと、イラストレーターの念佛明要さんがこの日のために制作してくださった「行事予定入り朝市っ子卓上カレンダー」が記念品として配られました。

2017年4月

いよいよ認可保育園に移行、新生朝市センター保育園が誕生します!

 

激流を潜り抜け、爛漫の春の真ん中へ

 

園長 安達喜美子

春まだ浅い都心のビルの林、その片隅に新しい命が芽を出しました。新・認可・朝市センター保育園です。小さな命の足元は、渦を巻き流れ下る激流にさらされてきました。しかし、小さな命を育てた根は、ビルの林の地中深く伸びやかに張り巡らされていて、激流を肥やしに少しずつたくましくなっていきました。2017年4月、今その時を得て、爛漫の春の真ん中に咲き出でようとしています。

 

嵐の季節到来、行政と向き合う

 

 国の「子ども子育て支援新制度」実施に伴い、仙台市独自の助成制度「せんだい保育室制度」を廃止すると仙台市が発表したのは2013年11月。それは、嵐の季節の幕開けでした。その時、認可保育園への移行を表明した朝市センター保育園は、予想だにしなかった存続の危機に直面することになったのです。パチンコ店が70m圏内にあることで「認可園としては認められない」と言い渡されたのです。衝撃が保育園を揺さぶりました。

 

しかし、座して待つわけにはいきません。大学生になった卒園児やOBおやじの会なども駆けつけ、作戦会議が行われました。そして、各方面からのメッセージを盛り込んだリーフレット、署名用紙を作成し、2014年4月18日には市役所で記者会見を敢行。署名運動をスタートさせたのでした。「待機児童が増え続ける仙台市で、良質な保育資源を一つでもなくしてはならない。」「交通の要衝に保育所はもっと必要。」「28年間、仙台朝市の中で育まれた特色ある保育をなくさないで!」と現役の保護者のみならず、OB・OGとその家族が学園や職場で懸命に奔走しました。職員も手分けしてありとあらゆる集まりに出向いて行って訴えました。朝市場の方々も、我が事のように熱心にお客さんに声を掛けてくださる姿がありました。そしてなんと、2か月余りで2万3千の署名が積み上がったのです。署名の山を前に、市長との直接の話し合いが行われた6月13日は、存続運動が決定的な前進を見た日となりました。それから5か月後、11月10日、「保育園認可にあたり、保育環境は個別事例ごとに検討することとし、一律な立地規制はしない。仙台市の認可要綱を改訂する。」社会福祉審議会において、仙台市が正式に見解を発表しました。1年余りに及ぶ朝市センター保育園存続運動が行政を動かした瞬間でした。

 

一難去ってまた一難

 

こうして、門前払いだった認可保育園への道は開かれました。しかし、そこはまだスタート地点にすぎませんでした。

 

認可保育園を誕生させるまでには、越えなければならない高いハードルが待ち構えていたのです。一つは認可保育園の建物基準を満たすための改修工事。そして、もう一つは、保有金確保の問題です。民間の認可保育園を運営するためには、安定した運営を保障する保有金を持つことが必須の条件となっていて、建物が賃貸の場合は家賃の12か月分、及び、年間運営費の12分の1、さらに1千万円、総額で2千万円を超える額となります。改修工事費用は借り入れることも可能ですが、保有金については借入れることはできません。2年後に認可保育園開園を目指す朝市センター保育園は、新たに1千万を超える資金確保が必要となったのです。NPO法人運営の保育園にとっては、大きすぎる金額です。一難去ってまた一難。しかし、立ち止まっていることはできません。

1千万募金の山に挑む

 

2015年春、今度は「認可開設を目指す1千万募金」に取り掛かりました。

 在園児保護者、OB・OGとその家族、職員総がかりで、保育園のあらゆる関係者に振込用紙付きのチラシ1万枚を配って歩きました。

 

  半年が経過した9月、目標の半分までこぎつけましたが、さらなる広がりがどうしても必要だとの議論が出てきていました。そうした中、保護者の一人が「ネット上で不特定多数の方々に支援をお願いするクラウドファンディングに挑戦してみませんか?」と声を上げました。ネット関係は不得意で敬遠していた職員たちの尻をたたきながら、保護者達は煩雑な手続きをぐんぐん進めていきました。保育内容や関係者の思いをサイト上で発信することを宣言すると、保育園内外から原稿が次々と寄せられ、プロジェクトを成功させようという機運が高まっていきました。

 

 設定した目標金額を3か月間で達成しなければ、「全て何もなかったことになる」というクラウドファンディング。緊迫感の中、11月14日には、「守りたい、笑顔育む保育の場」と書かれた横断幕を掲げ、保護者と職員総勢20人が雨の街に宣伝に繰り出しました。この時の様子は新聞やテレビでも報道されました。ネットは使えないけれど応援したいと、募金を持参してくださる方も出てきました。

 

 そして、12月17日、夢にまでみた目標達成の瞬間が訪れたのです! 90日間、毎日休むことなく発信し続けた保育内容と取り巻く人々の思い。最終的には364人もの方々からの支援が寄せられ、106%の達成率となって幕を下ろしました。「夢はかなう、あきらめなければ必ず!」みんなで必死に登った高い山の頂からは、来し方行く末に広がる美しい風景を見ることができました。のちにこのプロジェクトは、サイトを運営した会社の年間表彰団体「READYFOR OF THE YEAR 2016」に選ばれ、思いがけない名誉もいただいたのでした。

 

街なかの保育、来し方行く末

 

 朝市センター保育園は、宮城県仙台市の中心部、JR仙台駅から徒歩4分の市場通りにあります。交通の要衝、都心で働く人々の職場の近くの保育園という性格を持って1987年、朝市ビルの5階に誕生しました。当時、産休明けから預けられる保育園、勤務時間と通勤時間に見合う長時間保育を行っている保育園が、仙台市内にはほとんどありませんでした。働く若い子育て世代の力になりたいと保育園は産声を上げたのでした。

 

 しかし、保育の環境としては苦労の多い場所でした。5階建てビルの5階部分百坪ほどが全て保育園のスペースで、年齢別の保育室に仕切られてはいましたが、自然からは最も遠い場所にありました。それでも、幸いなことに保育園が立地する市場通りは、生きのいい農産物や海産物はもちろん、朝から晩まで懸命に働く大人たちの汗や呼び声に溢れていました。リアルな人間の労働が目の前に広がっていました。子どもたちは、それを五感で感じ取ることができる環境にあったのです。

 

 また、不思議なことに、制約があればあるほど選択肢は多様になっていきました。土や水や草木を求めて毎日毎日散歩に繰り出すからです。街中が園庭です。「どんぐり公園」「こんこんさん」「メルヘンの里」「やまんばビル」などなどユニークな名前がついた散歩先。人工物だらけの街の中にも、愛おしい小さな自然がいくつも見いだされていきました。

 

 4,5歳児は夏に蔵王の山麓で1泊2日の合宿を行います。毎年欠かさず取り組むのは、ニジマスの掴み取りとそれを捌いて食べる活動です。生き物の命を自分の手の中に感じ、そして、よく手入れされた道具を操り自分で捌き、その場で焼いて食べます。「生き物の命をいただく」体験をした子どもたちは、市場に並ぶまでの魚や肉や野菜の生涯に思いをはせ、食事の時の「いただきます」を深くかみしめるようになります。市場の魚屋さんに保育園に来てもらい、鮭や鰹などの大きな魚を捌く場面をみんなで体験する日もありますが、生き物と食べ物とそして、人間の労働がつながりを持って存在していることを知る機会となっています。

 

挑戦は続く

 

 2016年10月、私たちが望んだこの場所で、認可保育園建設工事がスタートしました。決して新しくはない建物、しかも都心の商店街の真っ只中の工事、困難な工事となることは必至です。それでも、研究熱心で挑戦者魂に溢れた設計の方々、そして、豊富な経験と高い技術を備えた誠実な施工の方々と出会えたことは本当に幸いなことでした。

2017年3月、ついに新しい保育園が完成しました。ひとつながりの伸びやかな保育室、柔らかな曲線の壁、年齢ごとに仕切っての活動も可能な可動式のロッカーや仕切り戸、そして、ユニークな絵本の祠、真新しい厨房機器が配備された広い給食室・・・。引っ越し前の何もない真新しい保育室を子どもたち全員で訪れた3月のはじめ、驚きの大歓声がとどろき渡りました。ありとあらゆる隙間や扉の向こうをくまなく探検して回るたくさんの小さな足音とともに。

たくさんの苦労の先には、こんな幸せな瞬間が待っていたのかと、本当に胸がいっぱいになりました。

親身にご支援ご協力くださいました皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

保育を取り巻く激流は、これからどこに向かうのでしょう?

 

 子どもの幸せを真ん中に、踏ん張り続ける大人たちのしなやかな知恵と連帯への覚悟が、さらに強く求められる時代になることでしょう。

 

朝市センター保育園が新しい認可保育園になっても、「生きる力の幹をたっぷり太らせよう!子ども時代をたっぷり子どもらしく!」と、街中を闊歩する朝市っ子たちの姿はきっと変わりません。そして、これからも「保育園は、子育てのパートナー。大人たちはどの子もわが子のように!」を合言葉に、あゆみを進めていきます。朝市センター保育園の挑戦は、その延長線上に都市の中のみんなの故郷としての保育園を築いていくことです。

2017年3月

新園舎が3階に完成!

 2017年3月、3階に朝市センター保育園の新園舎が完成しました。

子ども達が走り回れる広々としたフロアに、ロッカーで仕切ったやまのこ組(3歳児)、そらのこ組(4.5歳児)のスペース。

仕切り戸で仕切ったどろんこ組(1歳児)、かぜのこ組(2歳児)のスペース。

赤ちゃんが落ち着ける環境を整えたおひさま組(0歳児)のお部屋。

 

メインフロアには音楽の祠と絵本の祠。

ピカピカの給食室は、ガラス戸のあるデシャップ台ごしに調理風景が見れます。

新しい保育園舎で、どんな毎日が子ども達を待っているのでしょう。

今から楽しみです。

2016年1月~3月実施

共同募金募金チャレンジプロジェクトスタート!

保有金確保1千万募金 目標達成!! 

 4月からの郵便振替募金活動に加え、年末12月28日、クラウドファンディングが106%の達成率で見事成功裏に幕を下ろしました。おかげさまで、保有金の確保が確かなものとなりました!!

 保育園内外からの暖かい親身なご支援のおかげです。本当にありがとうございました。

 

みやぎチャレンジプロジェクト 始動!

 さて、今度は、2017年4月の開園を目指して建設資金の調達に取り掛かります。認可保育園建設工事は、総額6000万円を超える見込みです。工事費については、金融機関からの借り入れの他、国や仙台市からの補助金も充てられますが、一定割合の自己資金が必要です。

 

 このたび、共同募金会「社会課題会解決 みやぎチャレンジプロジェクト」への参加応募が認められ私たちのプロジェクトが採用されることになりました。金融機関からの借り入れをできるだけ少なく抑えるためにも、自己資金を募金によって確保する決意をいたしました。

 

募金者も保育園もどっちもハッピー

 今年第1回目となるこの「チャレンジプロジェクト」は、共同募金会の新しい事業で、それぞれの団体が解決したい課題を広く社会に発信し、その社会課題の解決に賛同してくださる方々からの募金を全て、募金会を通してそれぞれの団体に配布するというものです。なんと、募金者には、税制上の優遇措置があるとのことです。

 

募金協力者を広げる活動にご協力を

 つきましては、<認可>朝市センター保育園開設資金にご協力いただける方を増やしていく活動に、お力添えいただきたくお願い申し上げる次第です。

 

募金期間は、1月~3月末日です。

2015年12月28日

クラウドファンディング目標達成!

 美しい景色を目の前に、保有金1千万募金は幕を下ろします。宮城県のみならず全国からお寄せいただきました親身な暖かいご支援に心より感謝申し上げます。みなさん、本当にありがとうございました!

 

 28年前、仙台駅前朝市通りに産声を上げた小さな保育園。よちよち歩きの保育園は、いつも向かい風の中にいました。コンクリートだらけの街のわずかな隙間に芽を出したタンポポの花のように、いつも風の中に揺らいでいました。

 

 公的助成金が全くなかった最初の10年間は、保護者と保育士が経済的な痛みを分かち合いながら、存続の危機の中、助成金獲得運動に取り組み続けました。近隣にマンション建設問題が勃発した時は、日照被害と向き合い、1年余りに及ぶ「子どもたちのお日さまを守る」運動を懸命に行ってきました。

  

 そして、昨年。国の制度改変に伴い「小規模保育」か「認可保育園」かの選択を迫られた際は、認可への移行を決断すると、今度は、70m圏内にパチンコ店があるため認可は認められないと仙台市から言い渡されたのです。すると、「パチンコ店よりずっと前からここに保育園はあるのに、保育園の方が移転しなければならないの?この朝市場地域で28年間も特色ある保育を行ってきた保育園の灯を奪わないで!」と署名運動が始まりました。2か月余りでなんと、2万3千筆の署名が集まり、市長に直接手渡すことができました。そして、「保育環境については一律ではなく個別に判断することとする。」と認可要綱の改訂を市が決断するに至ったのです。

 

 認可保育園へのスタートラインにやっと立つことができた保育園でしたが、しかし、一難去ってまた一難。認可保育園を安定的に運営するための「保有金の確保」という問題が立ちはだかりました。借り入れることはできない資金、1千万円を新たに確保しなければならなくなったのです。

 

 「NPO法人の保育園にとっては、あまりにも大きな金額」と不安の黒雲が保育園を覆う日々が続きましたが、しかし、立ち止まっている時間はありません。できることから踏み出そう!と、4月、保育園総がかりで1千万募金をスタートさせました。険しい道のりであったことは言うまでもありません。クラウドファンディングへの挑戦は、後戻りできない最後の願いを込めた切り札でした。

 

目標金額に到達したのは12月17日、10か月間に及ぶ保有金確保の取り組みが成功を収めた瞬間でした。今もなお感謝と感動が保育園中を包み込んでいます。

 

今後は、気持ち新たに建設資金の確保というもう一つの仕事に取り掛かります。

 

 

  コンクリートの街に根を下ろした小さな種が、やがて花を咲かせどこまでも広がっていく姿を夢に見ます。これからも、皆さんからの暖かいエールを心に刻みながら子育ての大地を耕す営みを進めていきます。街中がいつか大きな花園になるように!

2015年11月9日

みんなの力が、ついに仙台市を動かしました!!~仙台市認可要綱改訂へ、立地要件個別に判断~

「 朝市保育園問題 ~ 仙台市認可要綱改訂へ 立地規制せず個別判断 」(11月9日付河北)

「 保育園 現在の場所で存続 朝市センター 仙台市が要綱改訂で 」(11月11日付読売)

「 繁華街での認可保育 仙台市設置容認へ 朝市センター、存続へ一歩 」(11月11日付朝日)

 

と、各紙が報道した通り、朝市センター保育園は、仙台朝市場の中で存続することができることになりました。皆さんのご支援のおかげです。本当にありがとうございました。

 

 27年前、仙台市内には、産休明けから入園できる保育園、通勤・勤務時間に見合う長時間保育行う保育園がほとんどありませんでした。朝市センター保育園は、こうした願いに応えようと朝市ビルの5階で産声を上げました。朝市場というどこにもないユニークな保育環境の中で、市場の方々の大きな懐に抱かれながらのびのびと保育を行ってきました。

 

 ところが、このたびの国の保育制度改変に伴い、保育園は存続の危機に立たされることになりました。認可保育園への移行を希望した保育園に対し仙台市は「70m以内の距離にパチンコ店があるため、認可できない」と告げたのです。認可保育園建設に当たっては、施設基準、資金基準など高いハードルがあり、そうした基準をしっかりクリアして認可保育園として再スタートしようと腕まくりをしていた矢先の出来事でした。「パチンコ店よりもずっと先に開園していた保育園の方が移転しなければならないの?!」という事態に大きな衝撃が走りましたが、 4月中旬からスタートした「存続を求める署名」は、6月までに2万筆を超え、6月13日には2万2681筆の署名を市長に直接手渡すことができました。その後も署名は続々届けられ、最終的には2万3700筆の署名となりました。そして今回、仙台市の「保育園立地環境については個別に判断する」という英断を引き出すに至ったのです。

「交通の要衝に保育所はもっと必要」、「保育所に入れないで困っている待機児童問題を一刻も早く解決してほしい」、「27年もの実績ある保育園をなくしてはならない」、そんな思いがぎっしり詰まった2万2千の市民の声が、仙台市を動かしたのだと思います。

 門前払いだった認可保育園への道が、今、確かに開かれました。認可保育園に移行するために越えなければならない高いハードルはまだまだたくさんありますが、多くの方々の期待にしっかり応えられるよう、一層力強く歩みを進めていく所存です。

本当にありがとございました!そして、今後ともよろしくお願いいたします!!

2015年9月29日

クラウドファンディングスタート!

 朝市センター保育園は、認可保育園移行のための保有金1000万募金の取り組みの一環として、クラウドファンディングに挑戦します。

 

 「28年間仙台市の親子を支え続けた無認可保育園を守り継ぎたい」というプロジェクトをREADYFOR(レディーフォー)というクラウドファンディングサイトから始めることになりました。

 

 多くの皆様からのご協力、何卒よろしくお願いいたします。

 

プロジェクトURL

https://readyfor.jp/projects/asaichichoikuen

2015年8月6日

『高橋迪子写真集Ⅱ』出版!

 高橋迪子写真集「育ちゆく力ー朝市センター保育園 Ⅱ」が完成し、8月6日ついに出版の運びとなりました!!

 

 仲間の呼びかけや笑い声や涙を体いっぱいに受け止め、団子のように絡まり合いながら自我を膨らませてきた子どもたちの日々。まなざしの奥に息づく本当の願い、まなざしの先にある心揺さぶるものを共に感じながら子どもたちの新しい世界を拓いてきた大人たちの日々。幼い子どもたちの心に刻まれる保育園の日々を、高橋迪子さんのカメラは、透き通ったまっすぐなまなざしで切り取り映し出してみせてくれます。こうした、写真の一つひとつが、今日も子どもたちへと向かう私たちの背中を押してくれています。

 

 

 2002年出版の第1集に引き続き、このたびの第2集、みなさんぜひ手に取ってご覧になってください。

2015年6月13日

本日、22,681筆の署名を市長さんに提出しました

 今日、ついに市長さんのもとに2万2千筆の署名を提出することができました。新聞社4社、テレビ局3社が取り囲む中、市長さんはにこにこの笑顔で受け取ってくれました。そして「クリアすべき課題はありますが、よりよい方向を探っていきましょう」とコメント。私たちも、腕まくりをしてより良い方向へと一層邁進していきます!

 

 

 道はまだ途中ですが、各方面からのこれまでのたくさんのご支援に今は感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

2015年5月24日

街頭宣伝に49人、1000筆の署名集める!

 5月24日、市内3ヶ所で一斉街頭宣伝行動を行いました。保護者やOBや同窓会、職員など49人が参加。1時間余りで1037筆が集まりました。これで、総数15000筆を突破!!市長さんに手渡すまでに、2万筆をめざし、もうひと頑張りです!

2015年5月9日

保育園存続全員集会に70名、署名10,342筆!!

 5月9日、保育園存続全員集会が行われ、在園児保護者、卒園児保護者、学校や部活帰りのOB・OGたち70名が集まりました。市場関係者も駆けつけ激励のあいさつをいただきました。

 そして、仙台駅前・朝市場の中の保育園の必要性やユニークな保育内容の魅力、親も子も成長する保育園の力などを熱く語り合いました。

 

 この日最終的に集約された署名集は、なんと!!10342筆。3週間余りで1万を超える署名が集まったことに、参加者みんなで喜びと確信を共にしました。

 

 今後、5月いっぱいは、さらに署名活動を行い仙台市長さんにみんなの思いと署名を届けようと話し合いました。

 

 

 ご支援くださったみなさん!本当にありがとうございます!!署名がさらに高く積み上がりますよう、もう一回りのご支援を何卒お願いいたします!

2015年4月18日

記者会見に報道6社 テレビは夕方6時頃放送

 4月18日(金) 保育新制度への対応問題で、記者会見を行いました。

 出来上がったばかりの署名付きリーフレットを見ながら、直面している問題と、仙台市へのお願いを聞いていただきました。

 テレビ局3社(東北放送、仙台放送、宮城テレビ)、新聞社3社(河北新報、毎日新聞、読売新聞)が参加しました。

 

 これに対して、在園児保護者5名、卒園児保護者1名、卒園児1名、理事他3名、計10名が訴えを行いました。保育園を大事に思う気持ちがほとばしるみんなの話に、記者の皆さんも熱心にメモを取っていました。テレビは本日夕方6;00頃からの放送予定のようです。

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